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40代の市場価値を無料で確かめる方法|診断ツールより確かな「反応」の見方
市場価値は診断ツールの点数ではなく、企業が実際に声をかけるかどうかで決まります。費用をかけずに、2〜3週間で確かめる手順をまとめました。
市場価値とは「企業が払う額」のこと
市場価値は、能力の高さではなく今の市場で企業が自分に払う金額です。だから机上の診断では確定せず、企業側の行動でしか測れません。測り方は3段階あります。
| 方法 | わかること | 精度 | 費用 |
|---|---|---|---|
| 年収診断ツール | 属性の平均値 | 低い | 無料 |
| スカウト型サービスの反応 | 企業が声をかけるか、提示年収帯 | 高い | 無料 |
| エージェント面談 | 近い求人の件数と年収帯 | 高い | 無料 |
診断ツールの限界
年収診断ツールは、年齢・業種・職種の平均値を返します。40代の管理職は個人差が大きく、平均値は判断材料になりません。使うなら「自分の年収が平均から大きく外れていないか」の確認までにしてください。
手順1:スカウト型に経歴書を置き、2〜3週間の反応を見る
- 職務経歴書を実績・数字型で書く(書き方)
- スカウト型サービスに登録し、在職企業の非表示設定を済ませて公開する
- 2〜3週間、次を記録する
- スカウトの件数
- 送り主が企業直接か、ヘッドハンターか
- 提示年収帯と職種
企業直接のスカウトが届き、提示年収帯が現在年収と同等以上なら、市場価値は現在年収以上と判断できます。ヘッドハンターからのスカウトのみなら、経歴書の説得力がまだ足りない可能性があります。
同じ経歴書を無料のスカウト型2社に置くと、反応の比較ができます。
手順2:エージェント面談で「近い求人の件数」を聞く
伴走型エージェントの面談で、質問は1つで足ります。
「今の市場で、私に近い求人はどれくらいありますか。年収帯はどのあたりですか」
担当者の答えが具体的(件数・年収帯・業界)なら、それが市場価値の現在地です。曖昧なら、別の担当者か別社で聞き直してください。
手順3:結果を3つに分類する
| 結果 | 意味 | 次の行動 |
|---|---|---|
| 現在年収以上の提示・求人あり | 市場価値は年収以上 | 転職するかは家計と役割で判断 |
| 現在年収と同等 | 市場と会社の評価が一致 | 残る合理性が高い。経歴書は更新し続ける |
| 現在年収未満、または反応なし | 市場が評価する実績が見えていない | 経歴書の書き直し、実績づくり |
3つ目は「価値がない」ではなく「見えていない」状態です。経歴書の冒頭200字を書き直すだけで結果が変わることは珍しくありません。
年に1回、同じ手順で測る
市場価値は変動します。転職の予定がなくても年に1回は経歴書を更新して反応を見る。この習慣があると、役職定年や早期退職の募集が来たときに慌てずに済みます。
よくある質問
Q. 登録すると会社に知られませんか? 在職企業を非表示にする設定があります。公開前に設定してください。仕様は各社の公式ヘルプで確認を。
Q. 反応がなかったら、市場価値は低いということですか? 「見えていない」場合がほとんどです。スカウトが来ないときの見直しを先に試してください。
まとめ
- 市場価値は企業が払う額。企業側の行動でしか測れない
- スカウト型の反応(送り主・提示年収)と、面談での「近い求人の件数」で測る
- 結果は3分類し、反応なしは「見えていない」として経歴書を直す
- 年1回、同じ手順で測り続ける
参考にした公表資料
- 厚生労働省「雇用動向調査」 年齢別の転職入職率・賃金変動の一次資料